頭を濡らすと気持ちが良い夏
─ 暑さ対策にぴったりのシンプルな涼感リフレッシュ法 ─
はじめに
真夏の強い日差しに包まれると、身体の中に熱がこもり、頭までぼんやりと重く感じることがあります。そんな時、「頭を濡らす」というシンプルな方法が、驚くほど気分を軽くしてくれることをご存じでしょうか?
今回は、昔ながらの知恵ともいえるこの方法と、その効果やアレンジ方法をご紹介します。
頭を濡らすことで得られる3つの効果
1. 体温を素早く下げる
頭部は血管が多く通っているため、水で濡らすと熱が放散されやすく、全身の温度をスムーズにクールダウンできます。
2. リフレッシュ&リラックス効果
水の冷たさと頭皮への刺激が、まるでシャワーを浴びた後のように気持ちをリセット。暑さで重くなった思考もスッキリ整います。
3. ドライシャンプー効果
頭皮を軽く濡らしてタオルで拭くだけでも、汗や皮脂のベタつきを抑え、爽やかな状態に近づけることができます。
おすすめの濡らし方
● 冷水タオルで包む
タオルを水で濡らし、軽く絞ってから頭にのせるだけ。特に後頭部や首筋は冷やすと気持ちが良く、熱中症予防にも効果的です。
● 外出時はスプレーボトルが便利
水を入れた小さなスプレーで頭皮や髪をシュッとひと吹き。ミント系のハーブウォーターを加えるとさらに爽快です。
● お風呂場で簡易リフレッシュ
シャワーの冷水をさっと頭にかけるだけで、体全体の熱がスーッと抜け、まるで一日の疲れまで洗い流したような感覚に。
アーユルヴェーダ的なひと工夫
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、夏の暑さ(ピッタ)を鎮めるために、ハーブウォーターやアロマオイルを使った頭部のクールダウンが推奨されることがあります。
例えば、ローズウォーターやペパーミントウォーターは、香りの効果で心まで爽やかに整えてくれます。
夏を心地よく過ごすために
エアコンや冷たい飲み物だけに頼らなくても、頭を軽く濡らすだけで夏の暑さを和らげることができます。「涼しさは、ほんのひと工夫で手に入る」──これが昔ながらの暮らしの知恵です。
暑さで疲れを感じたとき、ぜひ一度試してみてくださいね。
「子どものために」とがんばる時間に、親自身の体をケアする小さな工夫
これまでの工夫の他に、実は、足の裏を冷やすのも非常に効果的です。庭のプールに足をちゃぽんとつけながら子どもを見守るだけでも、汗の量が変わってきます。
まとめ
- 頭を濡らすと体温を効率よく下げられる
- リフレッシュ&リラックス効果が高い
- 冷水タオルやスプレーボトルで手軽に実践可能
- ハーブウォーターを使うと、香りでも癒される
- 足裏も冷やしてみる
おわりに
子どもが大きくなった私は、今でも頭から水をかぶったり、足湯のバケツに水とハーブを入れて涼み休憩をしています。
ベランダや庭の植物たちに水をあげながら、自分も頭から水シャワーを浴びてしまいます。意外にも、すぐに髪も服も乾いてしまうんですよね〜
エアコン使用を無理に控える必要はありませんが、体力のある方はぜひ、暑さと涼を楽しんでみて!くれぐれも暑さを我慢しすぎないでくださいね!我が家は暑い夏は早寝です。夏は生きているだけでも体力消費します…起きてられません(笑)
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