「まさか自分がケガするとは思っていなかった」
最近、実際にそう言う方が増えています。
ただ、その多くは
ヨガでケガをしたわけではなく、
日常の動きや、他の運動、レッスンの中で
痛めてしまった、というケースです。
そしてそのあと、
「ヨガをすれば治るのでは」と思って
体を動かしに来る方も少なくありません。
本来、ケガをしたときは
まず休ませて、回復を待つことが基本です。
プロのように調整しながら動ける場合を除いて、
無理に動かすことで、かえって長引くこともあります。
それでも、多くの方が
逆のことをしてしまう。
そこに、ひとつの共通した見方があります。
50代になると、こうしたケガは珍しくありません。
■なぜ「自分は大丈夫」と思ってしまうのか
これまでの経験や感覚から、
私たちは無意識に「自分は大丈夫」と思いがちです。
若い頃と同じように動ける感覚や、
これまで問題がなかったという記憶。
しかし体は、少しずつ変化しています。
その変化に気づかないまま動くと、
思っている以上に負担がかかることがあります。
■体験だけでは気づけないことがある
体を動かして、
・気持ちよかった
・スッキリした
そう感じることは大切です。
ただ、その一方で
・呼吸が浅いまま
・体の状態に気づいていない
という状態が続いていることもあります。
体験としては良く感じても、
実際には整っていないこともあるのです。
動物はとてもシンプルです。
ケガをしたときは、
無理に動こうとはせず、じっとして回復を待ちます。
食事も控え、
体が回復することを優先します。
それに比べて人は、
少し良くなると動き出したり、
早く元に戻そうとしてしまうことがあります。
その違いが、
回復の仕方に影響することもあります。
■ケガが起きるときの共通点
実際に見ていると、ケガが起きるときには共通点があります。
・土台に力が入りすぎている
・呼吸が浅い
・体が整う前に動いている
こうした状態のまま動くと、
体に無理がかかりやすくなります。
■見方が変わると、動き方が変わる
ここで大切なのは、体験だけで終わらせないことです。
今、自分の体がどうなっているのか。
どこに力が入っているのか。
呼吸はどうなっているのか。
そうした見方があると、
動き方は自然と変わっていきます。
「自分も例外ではない」という前提に立つことも、
とても大切なポイントです。
■ヨガで見ていること
クラスでは、体を動かすことだけでなく、
・力を抜くこと
・呼吸の状態
・土台の安定
こうした部分を丁寧に見ています。
体験とあわせて、見方を少しずつ整えていくことで、
変わり方が深くなっていきます。
■まとめ
ケガは、特別な人にだけ起きるものではありません。
「まさか自分が」と思うときほど、
体の状態とのズレがあることもあります。
体を動かすこととあわせて、
どう見ていくかを大切にすることで、
整い方は変わっていきます。
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呼吸と体、心を整えるヨガクラスを行っています。
その状態がどうなっているのか、クラスで一緒に見ていきます。

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