季節の暮らし(季節の台所・自然・野菜)

甘くない柿の食べ方|柿のスパイスカレーを作ってみた

柿がカレーに!? 硬い柿を活用したスパイスカレーの記事のアイキャッチ画像 季節の暮らし(季節の台所・自然・野菜)

秋になると、あちらこちらから柿をいただく機会があります。

そのまま食べてもおいしい柿ですが、たくさんあると「どうやって食べよう?」と悩むこともありますよね。

先日、こんな相談をいただきました。

「うちの柿、あまり甘くないんだけど、たくさん採れすぎてしまって。先生、何とか使ってもらえますか?」

それなら、料理にしてみましょう!

ということで、今回はいただいた柿を使ってスパイスカレーを作りました。

固めの柿をカレーの具材に、完熟柿をソースに使い分けるのが今回のポイントです。

実際に食べてみると、柿は煮崩れず、ほどよい食感が残り、スパイスともよく合いました。

今回は、ココナッツミルクとカレーリーフをたっぷり使った、柿のスパイスカレーをご紹介します。

甘さが控えめな柿は、料理にも使える

柿というと、そのまま食べる果物というイメージが強いかもしれません。

でも、柿は加熱して料理に使うこともできます。

今回使ったのは、まだ果肉がしっかりした固めの柿。

大きめに切ってカレーに加えることで、煮込んでも果肉の形が残りました。

さらに、完熟した柿を1個使い、カレーのソースに自然な甘みを加えています。

固めの柿は具材に、完熟柿はソースに。

熟し具合によって使い方を変えてみるのも、柿をおいしく食べる工夫です。

柿のスパイスカレーの材料

今回は、ココナッツミルクとカレーリーフをたっぷり使いました。

材料

  • 固めの柿:約5個
  • 完熟柿:1個
  • 玉ねぎ:1個
  • トマト水煮缶:1/2缶
  • 生姜:1かけ
  • にんにく:1かけ
  • 青唐辛子:2本(種を除く)
  • カレーリーフ:約4枝(葉40〜60枚程度)
  • ココナッツミルク:150ml
  • 水:150ml
  • ココナッツオイル:大さじ1程度
  • 塩:小さじ1/4程度+仕上げの調整分
  • レモン汁:適量

使用したスパイス

  • マスタードシード:小さじ1弱
  • クミンシード:小さじ1弱
  • シナモンパウダー:大さじ1弱
  • ターメリックパウダー:小さじ1/4程度

今回はコリアンダーパウダーやクミンパウダーを使わず、手元にあったスパイスで作りました。

柿のスパイスカレーの作り方

材料を準備する

玉ねぎは薄切りにします。

生姜とにんにくは細かく刻み、青唐辛子は種を取り除きます。

カレーリーフは枝から葉を外しておきます。

固めの柿は皮をむき、大きめに切ります。

完熟柿は果肉を取り出し、ピューレ状にしておきます。

カレーに使う固めの柿を大きめに切った様子

ホールスパイスを加熱する

鍋にココナッツオイルを入れ、マスタードシードとクミンシードを加熱します。

スパイスの香りを油に移していきます。

ココナッツオイルでマスタードシードとクミンシードを加熱

玉ねぎと香味野菜を炒める

カレーリーフ、玉ねぎ、生姜、にんにく、青唐辛子を加えて炒めます。

カレーリーフをたっぷり使うのが、今回のカレーの特徴です。

玉ねぎがしんなりしてきたら、シナモンパウダー、ターメリックパウダー、塩小さじ1/4程度を加えます。

玉ねぎとカレーリーフ、青唐辛子を炒める様子

トマトの水分を飛ばす

トマトの水煮缶を加えます。

すぐに水を足さず、まずはトマトの水分を飛ばすように煮詰めます。

炒めた香味野菜にトマトの水煮を加える

完熟柿のピューレを加える

トマトが煮詰まったら、完熟柿1個分のピューレを加えます。

混ぜながら、さらに少し水分を飛ばします。

完熟柿の果肉がソースになじんだところで、レモン汁を加えます。

水を加えてソースをなじませる

水150mlを加え、ソース全体を混ぜ合わせます。

固めの柿を加えて煮込む

大きめに切った固めの柿を加えます。

柿にカレーソースを絡めながら煮込みます。

今回は、柿の食感を楽しめるように大きめに切りました。

大きめに切った柿をカレーソースに加える

ココナッツミルクを加えて仕上げる

最後にココナッツミルク150mlを加えます。

ココナッツミルクは、長時間の加熱による分離が気になったので、仕上げに近い段階で加えました。

その後も火加減を見ながら煮込みます。

今回は約10分煮込みましたが、柿の硬さはそれぞれ違うので、好みの柔らかさになるまで調整してください。

ココナッツミルクで煮込んだ柿のスパイスカレー

最後に味見をして、塩加減を整えます。

蓋をして、味をなじませる

火を止めたら蓋をして、しばらく置きます。

今回は出来たてを食べたときよりも、時間を置いた後のほうが柿が柔らかくなり、甘みもより感じられました。

柿の果肉を残したい方は煮込みすぎず、柔らかく仕上げたい方は加熱時間や置く時間を調整するとよいでしょう。

実際に食べてみた感想

出来上がったカレーは、ココナッツミルクのまろやかさと、スパイスの香りが楽しめる仕上がりになりました。

何より印象的だったのは、柿の食感です。

大きく切った柿は形を残し、果肉の食感を楽しめました。

一方、完熟柿はソースになじみ、自然な甘みを加えてくれます。

さらに、蓋をして少し時間を置くことで、柿が柔らかくなり、甘みもより感じられるようになりました。

果物の柿をそのまま食べるのとは、また違ったおいしさです。

柿をカレーに使うときの3つのポイント

固めの柿は大きめに切る

具材として食べるなら、大きめに切ると存在感が出ます。

柿の熟し具合によって柔らかくなる速度が異なるため、煮込みながら様子を見てください。

完熟柿はソースに活用する

柔らかくなった柿は、果肉を取り出してソースに加えると使いやすくなります。

自然な甘みを加えたい料理にも応用できそうです。

少し時間を置いて味をなじませる

今回は出来たてよりも、少し時間を置いた後のほうがおいしく感じました。

柿が柔らかくなり、カレー全体の味もなじんできます。

まとめ|甘さが控えめな柿も料理で楽しもう

甘さが控えめな柿や、たくさん採れた柿。

そのまま食べるだけでなく、料理に使ってみると新しい楽しみ方が見つかります。

今回は、固めの柿を具材に、完熟柿をソースに使ったスパイスカレーを作りました。

いただいた季節の恵みを、最後までおいしくいただく。

そんな工夫も、日々の料理の楽しさですね。

柿を使ったほかの料理も紹介していますので、よろしければご覧ください。

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季節の柿を、最後までおいしく楽しんでみてください。

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